Vol.65

ライフストックがすごい!防災のプロが推奨する「非常持ち出し袋」に入れたい非常食

「備蓄」との違いを意識して

自宅の収納スペースに水や食料をため込んでおく「備蓄」は在宅避難を前提としています。一方で非常持ち出し袋は、火災や建物の崩壊など命の危険が迫るような状況でサッと持って逃げるために自分で作る防災セット。なんとか暮らしを維持するための貴重品や生活必需品が優先されるため、食料は最低限の1〜2日分しか入れることができません

非常食は+αの荷物が必要

多くの非常食は、調理に水またはお湯が必要だったり、温めることが必須だったりします。つまり非常食自体のほかに、調理用の水や加熱用の道具を非常持ち出し袋にプラスする必要があるのです。背負える重さ、収納スペースの限りがあることを考えると、そういったプラスアルファの荷物が必要ない非常食を選びたいものです。

水・加熱不要で軽量コンパクト

ぜひ非常持ち出し袋に入れたいのが「LIFESTOCK(ライフストック)」という非常食。小さな平たいパウチに入った、ゼリータイプの非常食です。宇宙開発のJAXAが共同開発した宇宙食のようなアイテムで、水や加熱が必要がないので災害時にサッと栄養が補給でき、喉の渇きと空腹感を満たします。
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LIFESTOCK ライフストック トライアルパック 1,240円(税込)

文句ナシの栄養価

鮮やかなフルーツのイラストが印象的なパッケージ。とても薄く手のひらサイズなので、非常持ち出し袋のスペースを圧迫しない抜群の収納力です。1袋で約200kal、炭水化物50gを摂取できるので、緊急時のエネルギー源として文句ナシの栄養価。常温で5年保存できるのも評価ポイントです。

開け口は、指だけでスッとちぎることができます。非常時にハサミなど道具がいらないのは便利だし、これなら小さな子や高齢の方でも開封しやすいですね。

空腹と喉の渇きにアプローチ

本当はこのままパッケージを押しながら、出てきた部分を少しずつ食べていくのですが、今回は撮影用にスプーンにも出してみました。余裕でスルンと飲める程度には砕けているものの、ゼリーとしての固体感も残っているので、ただのドリンクよりもプルプルの食感が楽しめます。

いざ口に運んでみると、みずみずしいフルーツ感にびっくり! しっかり果汁が入っています。汁気が多いので、パンや羊羹のように喉が乾くことがありません。非常時の栄養補給を目的にしているだけあって、甘みが強いのも印象的。少ない量でも満足感を得やすいのはありがたい設計です。
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左からグレープ味、ペアー味、アップル&キャロット味

今回はエナジータイプの「グレープ味」と「ペアー味」、バランスタイプの「アップル&キャロット味」を試食。エナジータイプは食物アレルギー特定原材料28品目不使用、バランスタイプは7品目不使用とのこと。もしアレルギーを持つ家族がいても安心だし、お裾分けやプレゼントにも使いやすいので助かります。

まとめ:非常行動時の携行食に◎

おいしくて栄養価も高くて、コンパクトに収納できる「ライフストック 」。非常持ち出し袋に忍ばせる非常食としてはもちろん、電気・ガス・水道などの生活インフラがダメージを受けるような災害を想定した「備蓄」にも心強い逸品です。

LIFESTOCK ライフストック トライアルパック 1,240円(税込)

執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士

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