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Vol.107
「ソネングラス」正直レビュー!美しく頼りになる太陽光ランタン
太陽光で充電できるソーラーランタンは、停電対策の防災用品としても人気です。その中でも際立つデザイン性と機能性が話題なのが「ソネングラス®︎」。サステナビリティやフェアトレードの観点からも評価される本品について、今回は性能や使い勝手だけでなく、防災目線での実力をレビューします。
開封から始まるワクワク
今回レビューするのは新モデル「Generation 6」のクラシックサイズ(1000ml)。同シリーズのミニサイズ(250ml)よりも大きなサイズのランタンです。スライド式の箱をスーッと引き上げると、「ソネングラス®︎」が姿を現します。丁寧に梱包された本体を箱から取り出すだけで気持ちが高まります。
ふたの縁に取り付けられたマグネットスイッチを倒すと、ふわっとライトが点灯します。
「ソネングラス®︎」のLEDは電球色(3,000ケルビン)なので、やさしく温かみのある光。明るさは5〜100ルーメンの無段階調光機能がついているので、好みや場面に合わせた照度を自在に楽しめます。
カスタマイズを楽しんで
瓶の中には、ドライフラワーなどの小物を飾り入れることができます。季節ごとに中身を変えれば、いつまでも新鮮な表情を楽しめそう。決して安い価格ではないからこそ、長く楽しみ続けられるのは重要な魅力です。
太陽の光で充電
ふたの表面は太陽光パネルになっていて、内側にはLEDライトが付いています。このソーラートップ「Generation 6 SOMO™︎」はふたから取り外し可能。縁に格納されたワイヤーハンドルを引き出して角度を調整すれば、効率よく日光に当てて充電することができます。
コンパクトな照明器具としても
ソーラートップ「SOMO™︎」だけを取り外して、照明として使う方法も。直に置いたり、吊るしたり、いろんなスタイルで楽しむことができます。持ち歩きやすい手のひらサイズなので、キャンプなどアウトドアに持って行っても荷物になりません。
半永久的に使えるよう開発段階から設計をしているものの、電気製品の宿命として、電池には通常使用で5年間の寿命があるそう。機能寿命を終えた後、電子廃棄物としてゴミ箱に捨てられることを避けるため、保証期間が終了し寿命を迎えたソーラートップ部分にはアップグレードサービス(※)が用意されています。
※詳しくはこちら
好みの瓶やグラスに乗せると、一つひとつ違った表情の明かりを楽しむことができます。
停電対策にも十分な明るさ
食卓の中央に置いてみると、光源の位置には高さがあるため、食器や手元まで光が広がります(この写真の撮影では「ソネングラス®︎」の明るさを最大にしています)。低照度では最長120時間、最大照度でも5時間の連続点灯ができるため、夜を過ごす停電対策としては十分な性能といえるでしょう。
また最大照度は100ルーメンということで、手元に置けば文字を読むのにも困らない明るさを確保できました。
ソーラートップによる発電効率は、夏季の直射日光であれば1時間の充電で2時間ほど点灯できるそう。雨の日や冬季の曇天では太陽光による充電こそできませんが、USB Type-C(タイプC)の充電ケーブルに対応しているので、日差しが確保できない場合でも安心です。
購入が社会貢献に直結
「ソネングラス®︎」が作られているのは、南アフリカ共和国のヨハネスブルグ。材料の70%に現地産の素材を使用していて、一つひとつがハンドメイドで組み立てられているそう。公正な賃金の支払いや技能支援などのフェアトレード基準に準拠しながら、この製品の生産は現地の雇用を支えているとか。
まとめ:備えない防災に
毎日の暮らしで役立つ機能性と楽しさがありながら、もしもの時には貴重な灯りとして重宝するでしょう。本体はガラス製なので、地震の揺れで落下して割れないよう置き場には注意が必要です。それでもエネルギー源は太陽光なので半永久的に使えて、社会的意義のある消費にも貢献できる。暮らしを彩るインテリアとして使うことが、知らないうちに防災にもなる。そんな肩肘を張らない、備えの一歩におすすめです。
執筆・監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
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