Vol.186
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役立つサバイバル術が満載!さいとう・たかをの『サバイバル』50周年特別展

便利になりすぎてしまった現代で、もし1人取り残されてしまったら……そんなことを考えたことはありませんか?漫画や映画のような設定ですが、自然災害が頻発する現代ではあり得ない話ではないかもしれません。
今回は、そんな「もしも」に触れられる『サバイバル』50周年特別展を紹介。どのような特別展なのか、詳しく見ていきましょう。
1970年代に連載された少年漫画『サバイバル』
『サバイバル』とは、『ゴルゴ13』で知られるさいとう・たかをさんが手掛けた作品。
主人公である中学生の鈴木サトルが、友人たちと洞窟体験の最中に巨大地震に襲われます。地震による地形変化で小さな島となってしまった場所に1人取り残されてしまうサトル。
友人ともはぐれ、1人になってしまったサトルがどのように生き抜いていくのか……サバイバルの過酷さがリアルに描かれた作品です。読者からは「実践的なサバイバル知識が多く、覚えておいて損はない」「面白いし勉強になる漫画」といった声も多く、1970年代の作品にも関わらず現代でも愛される作品となっています。
▪️作品情報
タイトル:サバイバル (全5巻)
著者:さいとう・たかを
出版社:リイド社
リメイク作品や解説本も販売
1976年から1978年にかけて『週刊少年サンデー』で連載された『サバイバル』。
2015年から2018年には原作さいとう・たかをさん、作画宮川輝さんによるリメイク作品『サバイバル~少年Sの記録~』が連載されました。
こちらの作品では、スマートフォンや携行食を所持しているなど、時代背景を反映したリメイクが見所となっています。
▪️作品情報
タイトル:サバイバル ~少年Sの記録~(全5巻)
著者:【画】宮川輝 【原作】さいとう・たかを
出版社:リイド社
また、作中で描かれたサバイバル術をまとめた解説本『サバイバル・ノート』も発売。
地震・火災発生時の高層ビルからの脱出方法や、車ごと水中に突っ込んでしまった際の脱出方法などが掲載されています。実際に遭遇しそうなシチュエーションもあり、覚えておけばいつか役に立つ機会もあるかもしれません。
特別展では複製原画も展示
サトルが辿った道のりや、過酷な状況を振り返る展示をおこなっている『サバイバル』50周年特別展。
複製原画の展示もおこなっており、作品のファンも、作品を知らない方も楽しめるでしょう。
50周年記念特設ウェブサイトでは企画展の情報をはじめ、原画の画像で第1話を読むことができる試し読みページやサバイバルに関するクイズコーナー(初級編、上級者編)もあり、企画展と合わせて楽しむことができます。

『サバイバル』連載50周年記念特設ウェブサイト
『サバイバル』50周年特別展は、10月13日まで「トキワ荘通り昭和レトロ館」で開催中。気になる方はぜひチェックしてみてください。
▪️企画展情報
【タイトル】
連載50周年記念特別展「さいとう・たかを サバイバル」生き抜く力を、すべての人に。
【期間】
2025年7月19日(土)〜10月13日(月・祝) ※月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館)
【開館時間】
13:00〜18:00(入館は17:30まで)
【会場】
東京都豊島区南長崎3-4-10 トキワ荘通り昭和レトロ館 1F多目的室1
【アクセス】
西武池袋線 椎名町駅・東長崎駅より徒歩約13分
都営大江戸線落合南長崎駅より徒歩約8分
都営バス 南長崎二丁目より徒歩3分
【観覧料】
無料
執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:SAIBOU PARK/防災士
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