Vol.152
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引っ越したら読んでほしい、備えのある暮らしガイド
たった数分でも安心は作れる!
住む場所が変われば、備えるべき災害の姿も変わるもの。新生活をスタートした方にこそお願いしたい、防災士からの「備えのある暮らし」ガイドをお届けします。たしかに非常食の用意は大切ですが、もっと大切な備えを見落としていませんか?
新居を安全ゾーンに
まずは暮らしの基盤になる部屋を、安心して過ごせる空間にしましょう。寝ている場所に向かって倒れてくるような棚を配置しない、ワレモノ(食器や花瓶や額縁)を高い場所に置かない、重さのある家電や棚には突っ張り棒や免震ジェルを貼り付けておく。ほんのちょっとした工夫が生死を分けることも。
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ご近所の探索ついでに
町を探索するとき、地域がどんな災害対策をしているか観察してみましょう。河川の氾濫や土砂崩れなど、特定の災害が想定されている地域では、地元コミュニティによる対策が講じられていることも。避難を誘導する標識などにも意識を向けて、新しい地元を歩いてみましょう。
1分だけ検索して
周辺環境の災害リスクも、サクッと検索できる時代。新居や新しい学校・職場の周辺には、どんな災害が起こる可能性があるのか。もしものときは、どこに逃げ込んだらいいのか。必ず一度は調べておきましょう。
NHK/ハザードマップ
国土交通省/ハザードマップポータルサイト
まずはトイレを備えて
多少の空腹には耐えられても、お手洗いはガマンできません。災害でライフラインが止まったとき、すぐに困る&いちばん困るのがトイレです。こちらの記事ではおすすめの非常用トイレを紹介しています。
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オフラインの生活に備える
もし誰かと暮らす場合は、連絡が取れない事態に備えて「集合場所」や「連絡先(災害用伝言ダイヤルなど)」を決めておきましょう。家族など離れて暮らす大切な人とも、緊急時用の連絡手段を相談しておくと安心です。
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まとめ:備えのある暮らし
新居や新しい学校・職場で過ごす時間は、きっと長いものになるでしょう。そんな新天地を安心して過ごせる環境として整えることは、QOL(生活の質)を向上させることに直結します。ほんの数分だけでも時間を取って、もしもの状況を想像してみてください。SAIBOU PARKが提案している「備えのある暮らし」は、そこから始まります。
執筆・監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
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