デンマーク発ソーラー充電可能な循環型ポータブル照明「ソフトスポットソーラーサーキュラー」新発売

テクノロジー
デンマーク発ソーラー充電可能な循環型ポータブル照明「ソフトスポットソーラーサーキュラー」新発売

2024.05.14

Vol.128

デンマークのデザインブランド「ローゼンダール社コペンハーゲン」は、ソーラー充電可能な循環型ポータブル照明『ソフトスポットソーラーサーキュラー』を日本で発売開始しました。4月1日より第1弾としてウィート、スカイブルー、テラコッタの3色を先行発売、5月下旬には第2弾のスレートグレー、パイングリーンの2色も加わり、全5色展開となります（デンマークを中心に北欧と日本のライフスタイル共伝を目指す株式会社NOMADが日本総代理店として展開）。

サステナブルな改良版
幅広いシーンの空間を演出
国際認証のエコ素材と機能性
商品情報

サステナブルな改良版

これは、マリア・バーントセンのデザインによって2021年に発売し大ヒットとなった「ソフトスポットソーラー」を、循環・持続可能な形を目指してバージョンアップしたもの。ソーラー充電機能は踏襲しつつ、ハンドル兼本体のベースとなっていたパーツをスチールから再生プラスチックに変更し、前モデルより軽量化しました。また、ランプの寿命が尽きた後には、全パーツを分解・分別・リサイクルしやすく改良をしています。カラーも増え、ポップでカラフルなラインナップとなりました。

幅広いシーンの空間を演出

北欧のキャンドルのように優しく温かい灯りは、日常のさまざまなシーンにヒュッゲ（デンマーク語で「Hygge」。居心地のいい空間や楽しい時間などを意味する言葉）なムードをもたらします。持ち運びが簡単なうえ、吊り下げることもできるので、リビング、ダイニング、キッチン、子ども部屋、ベッドルーム、玄関、テラスなどあらゆる場所に灯りを移動できます。キャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍。防災グッズとしてもおすすめです。

国際認証のエコ素材と機能性

ハンドル/ベース部分と電球に、廃棄製品から作られたGRS認定のリサイクルプラスチックを使用し、廃棄時の分別や再利用の循環にも適した設計にしています。パーツをリサイクルプラスチックに変えたことで、前モデルに比べ、Sサイズでは200g、Mサイズは400g軽量化され、より持ち運びが便利に。

晴れの日の使用を推奨していますが、多少の雨風や、-20℃の環境にも耐えられます。USB Type-C ケーブルでの充電に加え、ソーラーパネルが内蔵されているので、電源のない場所でも太陽光で充電できます。ソーラーモード使用時には、暗くなった時と明るくなった時、自動的にオンオフします。*フル充電で約15時間点灯可能（使用環境による）

デンマークの大通りにある象徴的な赤レンガの家からインスピレーションを得たテラコッタのほか、海や森でのシーンにも合う全５色のラインアップ。防災アイテムとしても、停電など非常時の照明の備えとしても役立ちます。

商品情報

【販売概要】
◆ 商品名
ソフトスポットソーラーサーキュラー（Soft Spot Solar Circular）

◆ サイズと価格
・S：φ11.8×H18.5cm、重量 298g 各13,200円（税込）
・M：φ14.8×H25cm、重量 456g 各17,600円（税込）

◆ 素材：GRS認定リサイクルプラスチック
GRS（Global Recycled Standard）は、50%以上のリサイクル材料で作られた製品に対する国際的な認証制度。加工・製造の社会的・環境的側面、品質、法令遵守も対象とされています。

◆ カラー（全5カラー）
・第1弾（3カラー）：ウィート、スカイブルー、テラコッタ
・第2弾（2カラー）：スレートグレー、パイングリーン

◆ 発売時期
・第1弾（3カラー）：2024年4月1日より一部店舗で先行販売
・第2弾（2カラー）：2024年5月下旬より一部店舗で先行販売
※2024年6月より一般販売開始

◆ ブランドページ
ローゼンダール社コペンハーゲン（Rosendahl Copenhagen）
https://nomadinc.jp/brands/rosendahl-copenhagen

【デザイナー】
マリア・バーントセン（Maria Berntsen）
デンマーク王立デザイン学校と仏ボルドー建築学校で学んだ後、1992年に自身のスタジオを設立、ジョージジェンセン、ティファールなど国際的なブランドで活躍している。デンマーク王室御用達ガラスブランド「ホルムガード」の「Design with Light」シリーズをはじめ、空間のムードを作り出す灯りのデザインに定評がある。

文：SAIBOU PARK MAGAZINE編集部