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Vol.57
100年前の日本を大冒険!未来を守る古地図のタイムトラベル
いにしえの地元を探検
いま住んでいる地域や故郷、休暇で遊びに行った場所が100年前はどんな様子だったのか……考えるだけでワクワクしますね。そんな不思議なタイムトラベルを手軽に叶えてくれるウェブ上の無料サービスが「今昔マップ on the web」(以下、今昔マップ)。
シンクロする現在と過去
今昔マップでは国土地理院のデータを基にした古地図と、現在の地図を並べて同時に動かしながら比較することができます。たとえば首都圏の場合、1896~2005年の期間で古地図を切り替えることができ、表示位置の移動、拡大・縮小などは、Googleマップなどと同じ感覚で操作できます(本記事の末尾にリンクを貼っています)。
はるか彼方の海に浮かぶTDL
いま住んでいる町はもちろん、夏休みに遊びに行った旅行先や、思い出の場所を古地図でタイムトリップするのがおすすめ。かつての地名や駅名は、お店や公園の名前として残っていることがあり、慣れ親しんだはずの地元でも発見があるかもしれません。
景色がガラッと一変するところが多い一方で、街のつくりが変わっていない場所があることには驚かされます。今昔マップには、2つの地図を並べて表示するほか、重ねて表示する機能もあるので、ぜひ試してみてください。
まとめ:歴史は災害リスクを語る
その土地がどんな歴史を歩んできたか知ることは、防災に役立ちます。元々は川が流れていた場所、山の斜面を削って作られた場所、災害後に住民が離れてしまった場所など、現在の災害リスクに直結する土地の歴史を知ることができるからです。
ちょっとした時間と好奇心さえあれば、かんたんに冒険が楽しめる今昔マップ。子供の自由研究としてだけでなく、大人の自由研究にもぜひ活用してみてください。
リンクはこちら:
今昔マップon the web
※文中の地図は、「今昔マップ」より作成
執筆・監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
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