Vol.78

100円で叶えるプチ防災!電池の残量チェッカーで停電対策

なぜ防災に乾電池は必須?

ご自宅や職場での防災備蓄として、乾電池は欠かすことができないアイテム。懐中電灯や災害用ラジオを動かしたり、乾電池式のチャージャーがあれば、スマホの充電にも役立ちます。生活の多くを電力に頼っている私たちの暮らしにおいて、停電時の電源確保はその後の生活の質を大きく左右します。地震や台風・大雪が頻繁に発生する日本においては、どの地域・どの季節でも停電が起こりやすく、乾電池の備えは非常に大切です。

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自然放電にご注意を

乾電池を用意したけれど災害もなく出番がなく眠ったまま……という方は、自然放電による残量低下にご注意ください。一般的に乾電池は、常温で保存した場合1年間に3〜5%の電力を放出してしまいます。保管場所の温度が高ければ放電量は増えるため、数年眠らせただけでも電池の残量はぐっと減ってしまうのです。

定期点検で残量をチェック

災害への備えを点検するタイミングで、電池の残量をチェックしましょう。100円ショップには、手軽に電池残量をはかることができるアイテムが販売されています。ひとつあれば、様々なサイズの電池に対応することができるタイプのチェッカーも。

正しい保管方法は

POINT 1
保管するときは直射日光が当たったり、高温多湿になる場所を避けましょう。保管温度は10 ℃から25 ℃が適切とされ、気温が高くなると自然放電の量が増えてしまいます。

POINT 2
電池本体に印字された使用推奨期限内に使用を開始しましょう。推奨期限を過ぎると、持続時間が短くなったり、液もれの原因にも。

POINT 3
懐中電灯などに入れっぱなしでの保管はNG。機器に入れっぱなしだと電池の消耗や液もれが発生するおそれがあります。ライトなどとは別々に保管を。

まとめ:停電対策の基本は乾電池から

全国で頻発する停電への対策は様々ですが、もっとも基本的な対策は乾電池の備蓄です。日頃の通勤・通学・お出かけにはモバイルバッテリーを持ち歩き、自宅には十分な量の乾電池を用意しておきましょう。

執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士

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