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Vol.62
給水ポリタンクの代用に!断水で役立つ日用品の応用ワザ
家にあるものだけでOK
ゴミ袋2枚と、背負うタイプのリュック(もしくはスーツケース)を用意します。リュックの中に残っている荷物があればすべて取り出し、ゴミ袋を二重にして入れます。もし一枚が破れても水をすべて失わずに済ませるためです。
閉じるときは2回に分けて
給水車などの給水スポットに持っていき、直接水を入れます。あまり満タンまで入れてしまうと、封がしづらかったり、背負うのが苦しくなってしまうので注意。ゴミ袋の口を閉じるときは、2枚まとめて縛るのではなく、1枚ずつ縛ると安心です。持ち上げるときは腰を痛めないよう、前かがみになるのではなく、膝を曲げて体勢を低くしてから背負い、立ち上がるようにしましょう。
段差がなければスーツケースが◎
リュックは背負うので両手が空き、ガタガタした道や階段でもスムーズに水を持ち運ぶことができます。一方で、背負いあげるタイミングや歩行中は、足腰への負担が相当かかります。段差や階段が少ない環境であれば、スーツケース(キャリーケース)の方が運搬に必要な体力は少なくなります。足腰が丈夫な人はリュックを担当、腕力のある人はスーツケースを担当するなど、家族で役割分担するのも良いでしょう。
まとめ:活路を見出す知恵を
ひとたび断水が起こると、同地域の多くの方が生活に困ります。ポリタンクが手に入らないなど、平時なら手に入るものが急に入手困難になる場面が発生します。日頃からの備えが役立つこともあれば、日用品を応用して困難を乗り越える必要があることも。知恵を絞りながら、環境に合わせた備えのスタイルを確立しましょう。
執筆・監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
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