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Vol.103
買っただけではNG!防災セットにプラスすべき7つの必須アイテム
メーカーには絶対入れられないモノ
もしもの時、サッと手に取り逃げ出すための「非常用防災リュック」。市販のセット商品を用意している方も多いのではないでしょうか。各メーカーが選定したアイテムが詰まっているセット商品には、かならず購入後に追加して入れておくべきアイテムがあります。それは、メーカーには入れることができないもの。
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セットにプラスすべき必須アイテム
下記のリストは、あなたしか入れることができない7つの必須アイテム。どんなセットを用意したとしても、かならず入れてください。
アイテム | 防災士からの アドバイス |
---|---|
小物入れ | 使いやすいサコッシュやポーチ。 避難先で貴重品を身に付けておくために必須。 |
現金 | 小銭を多めに。キャッシュレス決済システムの停止、 お釣りが出してもらえない状況、公衆電話の利用を想定して。 |
重要書類のコピー | マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証、 通帳の表紙、クレジットカード券面、パスポート、 加入保険の証書や契約書、年金手帳、お薬手帳など。 |
緊急連絡先 | 電話番号を登録したスマホが使えなくなることを想定して。 大切な人や同僚の電話番号を、紙に書き留めておく。 |
写真 | 大切な人の写真をプリントアウトして、 裏に名前・連絡先を書く。捜索に役立つ。 |
医薬品 | 持病や体質によって必要な常備薬、 注射器などの医療機器も必ず用意を。 |
衛生用品 | 使いなれたコスメや生理用品、 度数の合うメガネやコンタクトレンズ、 サイズの合うオムツや入れ歯など。 |
かならず目に付く場所に置く
非常用持ち出しリュックを、押入れなどに隠して収納するのは絶対NG。とっさに持ち出して逃げられるよう、避難経路になる廊下や玄関などに置いておくことが必須です。サッと手に取れるよう、目に付く場所に置いても恥ずかしくないデザインのものを選ぶのがオススメ。
避難時に使うアイテムも用意
ヘルメットや杖など、自宅から避難先までの移動をサポートするものはリュックの近くに置いておきましょう。街灯が壊れて真っ暗だったり、雨が降っていたり、雪道かもしれません。歩きやすいスニーカーや懐中電灯は、普段あまり使用しないにせよ、玄関の見えるところに出しておくことを推奨します。
まとめ:定期カスタマイズが必須
ほかにも手元の防災セットに足りないものがないか、こちらの記事を参考に総点検してみましょう。定期的に、乾電池のバッテリー確認や、真冬・真夏に必要なものの入れ替えをすると安心です。
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執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
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