Vol.154
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能登半島地震から学ぶ「防災備蓄」のはじめかた、2025年の備えある暮らしガイド
能登半島地震から1年
新年あけましておめでとうございます。
2024年能登半島地震から1年、正月のだんらんを襲ったあの出来事は、予測が難しい自然災害の怖さを私たち日本人に思い出させました。あの日、突如として襲った揺れにより、大切な人々や思い出を失った方々の深い悲しみと喪失感は、私たち一人一人の心に刻まれています。
犠牲となられた尊い命に対し、心からの哀悼の意を表します。
災害大国、日本
日本は地震、津波、台風など、多様な自然災害リスクに常に晒されている国。いつでもどこでも大きな災害が起こる可能性があります。
「まさか自分の地域で」という思い込みは危険です。決して他人事ではない。 私たち一人一人が、いつ被災してもおかしくない現実を今一度、認識する必要があります。
年初めだからこそ、防災について考えてみる
新しい年の始まりは、防災について考えてみませんか。
特に、お正月は家族が集まる大切な時期だからこそ、災害への備えについて話し合う時間を作りましょう。決して難しく考える必要はありません。まずは身近なところから始めることが大切なのです。 第一歩としておすすめの3つをご紹介します。
1:防災備蓄の基本!まずは家族で防災トークを
例えば、家族で話し合うテーマは意外と身近にあります。
スマホが使えない災害時の連絡方法は?家族の避難場所と経路は?非常時に持ち出す物は?など、明日起こるかもしれないと想定してみんなで話し合ってみませんか。スマホの電源が入らなかったら、家族の携帯番号がわからない…なんてことあったりしませんか?
◾️家族で話し合うべき具体例
- 災害時の連絡手段
- 家族の避難場所と避難経路
- 非常時持ち出し品リスト
- 家屋内の安全確認
備えは早めが肝心。その道のプロがセレクトしたアイテムを揃えるのもおすすめ。
防災士が厳選。いざという時にパッと持ち出せる防災セットの決定版
SAIBOU PARKオリジナル防災セット「ターミナル」(24種35点セット)
2:「我が家の防災連絡メモ」を作成しよう
オリジナルの連絡メモを家族みんなで作ってみませんか?
いざという時にみんなが同じ場所にいることは、ほぼないと想定して作りましょう。家族の連絡先、集合場所、などをメモに書き込みます。手作りした連絡メモは、防災を身近に感じるきっかけになるでしょう。完成したら普段使うバッグやお財布、持ち出しリュックなどに潜ませましょう。
◾️連絡メモの具体例
- 家族全員の緊急連絡先
- 指定避難場所
- 集合場所
- 重要な連絡先(勤務先、学校、医療機関)
3:デジタルツールを活用しよう!防災用品の管理には「アプリ」がおすすめ
防災品の管理には、防災士推奨のスマホ向け防災備蓄まとめて管理アプリ「SAIBOU PARK」がおすすめ。アプリに登録したアイテムはリスト管理ができ、備蓄の全体像が一目瞭然。
この機会に是非お試しいただきたいアプリです。
まとめ:まずは今できる小さなことから
大切なのは、第一歩を踏み出すことです。
「防災」というと大きなテーマに感じがちですが、まずは身近なことから、考えるだけでもOK。今年は、ちょっとしたスキマ時間にSAIBOU PARK MAGAZINE を読む習慣をつくる、なんていいですね。
防災への意識を少しでも向けることが、重要な一歩となるのです。
難しく考える必要はありません。「家の中の安全は大丈夫かな?」「今あるお水や食料などの備蓄品はどのくらいある?」など。本当に小さなことから話し合ってみてください。
能登半島地震から1年を迎えるにあたり、あの日の記憶を胸に、私たち一人ひとりが「備え」の大切さを再確認する機会にしましょう。
防災は未来への投資です。
この新しい年が、安全で平和な一年となりますように。被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。
執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE 編集部
監修:SAIBOU PARK
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