Vol.160
- ライフスタイル
- 子育て世代以外にも役立つ!?「備蓄品にオムツ袋」が有効な理由
子育て世代以外にも役立つ!?「備蓄品にオムツ袋」が有効な理由

地震大国、日本。各地で地震が起こるたびに、緊急時の備蓄品について話題にあがります。どのような物が必要になるのか悩む人は多いかと思いますが、今回は警視庁がおすすめしている“赤ちゃんのオムツ用ゴミ袋”についてご紹介しています。
災害時に必要なゴミの一時保管
備蓄品というと食べ物や飲み物を優先しがちですが、忘れてはならないのがゴミ対策です。生活している限り、廃棄物は必ず出るもの。災害時には、ゴミ収集が再開されるまでの間、不用品は自宅で保管しなければなりません。
「ゴミがあっても別に気にしなければ良い」と感じるかもしれませんが、夏場は特に臭いが気になるもの。臭いにつられてコバエが寄ってくることもあり、ゴミに対してストレスを感じるケースは多くあります。
赤ちゃん用ゴミ袋の優れた防臭効果
警視庁警備部災害対策課がXで提案している“赤ちゃんのオムツ用ゴミ袋”は、そんな災害時のゴミの臭いを防いでくれる心強いアイテム。
赤ちゃんがいる家庭であれば備蓄していることが多いと思いますが、赤ちゃんのオムツ用ゴミ袋は匂いが通りにくい「ポリプロピレン製」です。通常のポリ袋であるポリエチレン製よりも、臭いを通しにくく、長期間ゴミが捨てられない状況でも臭いを防いでくれる優れもの。

警視庁警備部災害対策課の投稿に対して、SNSでは「介護用のゴミ袋も同じ理由で使えるよ!」「赤ちゃん用はピンクとか派手な色が多いけど、介護用だと落ち着いた色味のものもあるからそっちを備蓄している」という声もみられます。ペットの排泄物を捨てる際にも便利なので、馴染みのある方も多いでしょう。
「食パン袋」が代用品に?
なかには「食パン袋を備蓄品にしている」という人も。実は食パンが入っている袋もポリプロピレン製のものが多く、子育て世代の中では「オムツ袋が切れた際の代用品」として重宝されています。使い終えた食パン袋を捨てずに取っておく人や、食パン袋を購入して代用する人もいるようです。

食パン袋は販売されており、オムツ用のものよりも価格は安価。オムツ袋のように色がついていないので中身は見えてしまいますが、価格を重視するのであれば食パン袋で代用しても問題はないでしょう。
他にも災害時に役立つ情報やライフハックを多数投稿している警視庁警備部災害対策課。いざというときに備えて、日頃からチェックしておくと良いかもしれませんね。
執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE 編集部
監修:SAIBOU PARK
あわせて読みたい:
防災リュックの中身リスト!女性や子供も最低限の必要なものを厳選してスムーズな避難を

あわせて読みたい:
避難所と避難場所の違いは?あってよかった持ち物と避難のポイント

出典
警視庁警備部災害対策課
新着記事
目次
URLをコピーしました。
Pick Up注目の記事
編集部がピックアップ!
すぐに読みたい旬の記事