Vol.166
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災害時の明かり確保!家庭にあるアレでできる照明ライフハック3選

停電や災害などの緊急時に、急に明かりが必要になることがあります。懐中電灯は用意していても、広範囲を照らすライトまでは準備していない方も多いのではないでしょうか。アウトドア用のランタンなどがあれば便利ですが、ない場合にも周囲を照らす方法があります。今回は、身近なもので簡単に作れる便利な「即席ランプ」をご紹介しましょう。
非常食にもなって一石二鳥!簡単即席ランプの作り方
①ツナ缶で即席ランプ
警視庁警備部災害対策課が公式Xで投稿して注目を集めたのが、ツナ缶を即席ランプに変身させる方法です。作り方は意外と簡単。中身の入っているツナ缶の蓋に穴を開け、そこに綿のヒモを通して芯にするだけで完成します。
芯の材料は、コーヒーフィルターをコヨリにしたものでも代用可能。芯に火をつけると、缶の中の油が吸い上げられてランプとして機能します。1缶で約2時間も持続するため、緊急時の強い味方になるでしょう。
使用後は油が減って、ヘルシーなツナ缶として食べることもできるという一石二鳥の活用法。ただし、ノンオイルタイプのツナ缶では上手く機能しない可能性があるため要注意です。

ゴミ袋をかぶせるだけで懐中電灯がランタンに?
②懐中電灯+ゴミ袋
同じく災害対策課が紹介しているのが、懐中電灯をランタン化する方法。半透明のゴミ袋を懐中電灯にかぶせるだけという、極めてシンプルな技です。
ただし、そのままかぶせると光が強すぎる場合も。そんな時はゴミ袋の底を数回折って厚みを持たせることで、優しく温かみのある光に変化しますよ。持ち手部分を使って、ドアノブにかけても便利です。

ペットボトルを使って周囲をより明るくする裏ワザ
③懐中電灯+ペットボトル
さらに注目したいのが、ペットボトルを活用した照明テクニック。懐中電灯の上に水入りペットボトルを設置すると、光が乱反射して周囲をより明るく照らすことができるのです。
懐中電灯が小型の場合は、コップに入れた懐中電灯の上にペットボトルを立てかけると安定します。火を使わないため安全性が高いのも魅力ですね。ただし、設置の際に、転倒にはくれぐれも気をつけて。ペットボトルの横から光を当てるだけでも明るさは充分です。使うシーンによって工夫してみて。

SNS上では「ペットボトルを鏡の前に置いて光を当てると、さらに明るさがアップする」「コンサートで使用するペンライトでも代用できそう」「スポーツドリンクを入れると、淡い色合いのランタン風になるのでおすすめ」など、実用的なアイデアが次々と共有されていました。

もしもの時に役立つ豆知識をストックしよう
これらは災害時や停電時だけでなく、アウトドアにも活用できます。日頃から準備しておきたい防災グッズに加えて、身近なものを工夫して使う技も覚えておくと、いざというときに役立つかもしれません。
執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE 編集部
監修:SAIBOU PARK
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出典
警視庁警備部災害対策課
https://x.com/MPD_bousai
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