Vol.169
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災害時見落としがち!身近なもので「生ゴミのにおい」を防ぐ簡単な方法

災害時に意外と困るのが「生ゴミのにおい」です。ゴミの回収がストップすると、時間が経つにつれてにおいが強くなり、害虫の発生や衛生面の悪化につながることも。そこで今回は、警視庁警備部災害対策課が公式X(旧Twitter)で紹介している3つの方法を中心に、身近なものでできる対処法を紹介します。
酢を使って生ゴミのにおいを中和
警視庁が紹介する1つ目の方法は、酢を使った消臭対策です。まず酢と水を1対1の割合で混ぜたものを用意。ビニール袋の底にキッチンペーパーを敷いたら、先ほどの薄めた酢をかけて染み込ませます。生ゴミを入れた後は、しっかり封をしましょう。
酢は酸性のため、魚の生臭さやアンモニア臭などの原因となるアルカリ性成分を中和し、消臭効果を発揮します。漂白剤やアルコールなどとは異なり、酢は口に入っても安全。小さな子どもや高齢者、ペットがいる家庭でも安心して使えますね。

新聞紙で生ゴミの水分を吸収
2つ目は新聞紙を使う方法です。生ゴミを新聞紙で包んで水分を吸収させ、ビニール袋に入れて封をするだけ。警視庁が試したところ、においが大幅に軽減し、見た目の不快感もなくなったと投稿されています。
生ゴミのにおいの原因の1つは水分。大量の水分を含んだ生ゴミは、菌やカビの繁殖を早めて悪臭を発生させます。新聞紙のインクには消臭効果もあるため、生ゴミのにおい対策にぴったりです。

コーヒーの抽出かすを再利用
3つ目はコーヒーを淹れた後の抽出かすを活用する方法です。抽出かすをしっかり乾燥させたら、生ゴミにサッと振りかけてにおいを抑えるというもの。乾燥させた粉をいつでも使えるよう容器に入れ、台所に常備して、日頃の習慣として取り入れるのもいいですね。
コーヒーの抽出かすには無数の小さな穴があり、活性炭と同じ原理でにおいを吸収する効果があります。普段はただ捨ててしまうものも、ちょっとした工夫で消臭対策に役立つアイテムに変身します。
その他の便利アイテムと回収時の注意点
警視庁が紹介しているアイデア以外にも、簡単にできる方法はさまざま。例えば、重曹はすでに発生している腐敗臭に効果的です。重曹はアルカリ性のため、腐って酸性に傾いたにおいを中和。
またクエン酸は、酢と同じく酸性のため魚の生臭さなどを抑えてくれます。災害時に手元にあれば、におい対策グッズとして活用できるでしょう。

なお、災害時のゴミ回収は自治体ごとに異なりますが、生ゴミなどの腐敗しやすいものは優先的に出すようアナウンスされています。ゴミ回収が再開した際は、生ゴミや衛生用品、携帯トイレ、紙おむつなどをなるべく早めに捨てて、衛生環境を整えてください。
今回紹介した方法は、特別な道具をそろえなくても身近なもので簡単に実践できるものばかりです。いざというときに慌てないよう、一度試してみてはいかがでしょうか。
執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:SAIBOU PARK/防災士
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