Vol.152
- ライフスタイル
- 頻発する地震対策に。防災士が教える、今すぐ使える備えのアクション
Vol.48
頻発する地震対策に。防災士が教える、今すぐ使える備えのアクション
警戒すべき時だから読んでほしい
誰もが不安になるような地震が続いています。日本のどこにいたとしても、決して安全とはいえない状況です。SAIBOU PARK MAGAZINEでは、いつ起こるかわからない災害に備えるための防災情報を発信していますが、今回は地震が頻発する今だからこそ読みたい重要な記事をまとめてお伝えします。
非常食は何日分あればいい?
災害に備えるべき食料や飲料水のボリュームは、最低限でも3日分。収納スペースが許す限り、できれば1週間分以上の生活ができるだけの食料品を備蓄しましょう。災害の規模が大きければ大きいほど、電気や水道やガスといったライフラインの復旧が遅れることが予想されています。
詳しくは:非常食は何日分が必要?選び方と保管のコツ
おすすめの災害用トイレ
見落とされがちな防災備蓄のひとつが、トイレ。住居が備える機能のうち、意外にもお手洗いは停電や断水に弱く、使用できなくなることが容易に想定されます。おすすめのトイレと、もしものとき役立つ使い方のワンポイントアドバイスをまとめています。できれば一度、お試しで携帯用トイレを使ってみるとよいでしょう。
詳しくは:非常用の簡易トイレは何日分が必要?防災士おすすめの災害用トイレ
お風呂の防災テクニック
お風呂に入る時間は、暮らしの中でもっとも無防備な姿になるタイミングでもあります。もしも入浴中に激しい揺れが発生したら。頭部を守り、転倒しないよう体勢を整えることが優先されます。緊急地震速報のアラームをキャッチするため、浴室のすぐ外にスマホを置いておくことも推奨されます。
詳しくは:お風呂で地震!あわてず生き抜く、入浴中の防災術
キッチンで揺れたら
滞在時間が長くなりがちなキッチンは、家のなかでも被災する可能性が高いスポットです。さらに周辺には刃物や高温のもの、重い家電が集まるので非常にリスクが高い場所。もしお料理の最中に緊急地震速報が聞こえたり、揺れを感じたら、まずは火の元やナイフ類、熱い鍋から離れましょう。冷蔵庫やレンジなどの家電を固定したり、重い鍋や菜箸・包丁などは棚の中に収納するなど、普段からの対策が効果的です。
詳しくは:料理中に地震が発生!正解の行動は、まず身を守ること!
余震が心配なときは
ひとたび大きな地震が発生すると、繰り返し余震が起こります。とくに警戒すべき期間は約1週間ですが、神経を張りつめたまま過ごすには長すぎる期間。少しでも安心して日常生活を送れるよう、余震が予想される時期の過ごし方を分かりやすくまとめています。
詳しくは:余震対策は何をすればいい?防災士が教える「地震のあと」の暮らし方
まとめ:正しく恐れてきちんと備えて
日本中いつでもどこでも、大きな地震が起こる可能性があります。残念ながら、ここなら安心という場所は存在しないのです。だからこそ、住んでいる自宅を「世界でいちばん安心して過ごせる場所」にする必要があると私たちは考えています。
どんな災害リスクがあるのか、知識を持つことは、正しく恐れることの第一歩です。災害で相手にするのは自然。脅威であり、どこまでも私たちの想定を超えてくる存在ですが、私たちには備える時間がまだわずかに残されています。抜かりない用意を整えておくことで、大切な命と暮らしを守りましょう。
執筆・監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
あわせて読みたい:
100円で叶えるプチ防災。トースターの「耐震ジェル」を交換してみました。
新着記事
Vol.151
目次
URLをコピーしました。
Pick Up注目の記事
編集部がピックアップ!
すぐに読みたい旬の記事