Vol.197
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「防災庁」で何が変わる?今こそ見直したい、わが家の備え
最近、ニュースなどで「防災庁」という言葉を見聞きする機会が増えました。「どんな組織なの?」「私たちの暮らしと、どう関わるの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
防災庁は、国の防災体制を強化するため、2026年11月2日に発足する新しい組織です。国の取り組みを知ることは、私たち自身の備えを考えるきっかけにもなります。
今回は、防災庁の役割と、自分や家族の暮らしを守るために見直したい「おうちの備え」をご紹介します。
2026年11月2日発足。「防災庁」は何をする組織?
防災庁は、国の防災対策を総合的に進める「司令塔」となる組織です。
災害が起きる前の備えから、発生時の対応、復旧・復興までを見渡し、関係する省庁の取り組みを調整する役割を担います。これまで内閣府が担ってきた防災の機能を強化し、一貫した体制で対策を進めることを目指しています。
注目したいのは、災害が起きてからの対応だけでなく、被害を減らすための「事前防災」にも力を入れること。家庭で家具の転倒を防いだり、水や食料を備えたりすることも、災害が起きる前にできる大切な備えです。

公助が充実しても、家庭の備えが大切な理由
国や自治体による救助・支援を「公助」といいます。防災庁の発足によって、その体制が強化されることが期待されています。
一方で、大きな災害では、道路の寸断や停電、断水などが広い範囲で起こります。行政による支援が、すべての家庭へすぐに行き届くとは限りません。
農林水産省は、過去の災害でライフラインの復旧に1週間以上かかるケースが多くみられること、支援物資が3日以上届かず、物流の停止によって1週間ほど食品を買えない状況も想定されることを示しています。
だからこそ、公助だけをあてにせず、自分や家族に必要なものを、自分たてで備えておくことが大切です。
いつも飲んでいる水、家族が食べやすい食事、使い慣れた日用品。自分たちの暮らしに合わせて選んでおくことが、「自助」の第一歩になります。
今日から見直したい、おうちの備え3つ
水や食料は、最低3日分、できれば1週間分を目安に、家族の人数に合わせて備えましょう。一度にすべてをそろえようとせず、今あるものと足りないものを確かめるところから始めてみませんか。
1. 水は「飲む・調理する分」と「生活に使う分」を分けて
飲用と調理用の水は、1人1日およそ3リットルが目安です。1人なら3日分で9リットル、1週間分で21リットル。家族の人数を掛けると、わが家に必要な量が見えてきます。
普段飲んでいるペットボトルの水を少し多めに買い、使った分を買い足す「ローリングストック」なら、日々の買い物の中で備えられます。買い替えの手間を減らしたい方は、長期保存水を取り入れる方法もあります。
手洗いや体を拭くための生活用水は、これとは別に考えておきましょう。なお、地震後にお風呂の残り湯などでトイレを流す場合は、排水管などが使える状態かどうかの確認が必要です。確認できるまでは携帯トイレを使いましょう。
水の備蓄は、量だけでなくボトルのサイズ選びもポイントです。500ミリリットルと2リットル、それぞれの使いやすさをこちらの記事で紹介しています。
あわせて読みたい:
大きければいいわけじゃない!?防災備蓄用の水、おすすめのサイズは?

2. 家族がホッとできる食事を備える
食料の備えでは、日数分の量に加えて「家族がおいしく食べられるか」も大切にしたいところです。ごはんやパン、おかず、スープ、少し甘いもの。味や食感の違うものを組み合わせておくと、食事の楽しみも備えられます。
「何をどれくらい組み合わせればよいのか迷う」という方には、SAIBOU PARKの「非常食3日間満足セット」「非常食7日間満足セット」がおすすめです。
3日間満足セットは18種類21品、7日間満足セットは38種類50品。主食だけでなく、おかずやスープ、おやつも組み合わせ、味の変化や満足感を大切にしたセットです。
家族の人数や食事量、アレルギーを確認しながら、普段のお気に入りの食品も加えてみてください。水は、セットに含まれる量も確認したうえで、必要量を別途確保しましょう。
休日の昼食などに一度食べてみると、好みに合う味や、準備に必要な水・お湯も分かります。「しまっておく備え」から、「食べ方まで知っている備え」へ。そんな小さなひと手間が、いざというときの安心につながります。
SAIBOU PARK 非常食3日間満足セット
SAIBOU PARK非常食7日間満足セット
セット内容・販売状況は各商品ページでご確認ください。
「実際にはどんな食事ができるの?」と気になる方へ。3日間満足セットを使った実食レビューでは、食事の組み合わせや美味しさについて紹介しています。
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非常食だけで3日間生活!試してわかった人気セットが愛される秘密

3. 水や食料と一緒に、携帯トイレも
食べること、飲むことと同じように、トイレも毎日の暮らしに欠かせません。断水などで水洗トイレが使えなくなる場合に備え、水を流さずに使える携帯トイレを用意しておきましょう。
備蓄の目安は、1人1日5回分。1週間分なら1人35回分、4人家族なら140回分です。回数には個人差があるため、家族の状況に合わせて用意してください。
トイレの心配から水分や食事を控えることは、体調を崩す原因にもなります。必要な数をそろえ、使い方もあらかじめ確認しておきたいですね。
携帯トイレの備えと一緒に、災害時に水洗トイレを使う際の注意点も知っておきましょう。水を流す前に確認したいことを、こちらの記事で解説しています。
あわせて読みたい:
“流す”と危険!災害時トイレのやってはいけないこと&正しい対処法まとめ

まとめ|国の動きを、わが家の備えを見直すきっかけに
防災庁の発足を機に、国の防災体制が変わろうとしています。私たちも、自分と家族の暮らしに目を向けてみませんか。
家にある水は何日分か。家族が食べられる食料はそろっているか。携帯トイレは足りているか。確かめてみると、次に備えたいものが具体的になります。
いつもの買い物で水を買い足す。家族で非常食を選び、一緒に味わってみる。そんな日常の中の小さな行動が、自分たちを守る備えになります。
大切な人と安心して過ごすために。できることから、わが家の備えを整えていきましょう。
執筆:SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:SAIBOU PARK/防災士
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