Vol.154
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地震でエレベーターに閉じ込められないための、たった2つのルール
押せる限りのボタンを押す
もしもエレベーターに乗っているときに、地震の揺れを感じたり、緊急地震速報のアラートを受けたら。ためらわずに、すぐすべての行先階のボタンを押し、最初に停止した階で降りてください。
無理に脱出せず助けを呼ぶ
もしも閉じ込められてしまったら、インターホン・非常ボタンを押して、管理センターへ通報しましょう。扉をこじ開けようとしたり、アクション映画のように天井を押し上げてみるなど、無理な脱出をしようとするのは大変危険です。落ち着いて、外部と連絡をとり合い救助を待ちましょう。
もしも扉の外に人の気配を感じたら、固いものでドアを叩くなどして音を出し、あなたの存在を知らせることも有効です。普段から防災用として鞄にホイッスルを忍ばせておくと安心です。
まとめ:エレベーターでの避難は絶対NG
地震のとき、エレベーターに閉じ込められないための鉄則は二つ。ひとつは先述の通り、地震を察知したらすぐにすべての階のボタンを押すこと。もうひとつは、地震後すぐにはエレベーターを使用しないということ。揺れで故障していたり、地震感知センサーが余震に反応したり、停電などで緊急停止し、エレベーターに閉じ込められる恐れがあります。
この2つのルールを覚えておけば、閉じ込められてしまう確率をぐっと下げることができます。プラスして防災笛などを持ち歩くようにしておくと、万が一のときピンチを切り抜けるのに役立つことでしょう。
執筆・SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
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