Vol.152
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浸水対策に『水用心』!ストレスフリーな止水板が新登場
オフィス浸水の本当の怖さ
日本列島を毎年襲う台風やゲリラ豪雨。最近では線状降水帯によって未曾有の大雨が降るなど、水害による被害は年々拡大する一方です。
とくに事務所や工場といったオフィスで深刻な問題になるのが浸水被害。ひとたび浸水を許してしまうと書類の汚損、電子機器や車の破損、電気設備の故障は避けられません。水が引いたあとの建物内には汚泥が残り、スタッフ総出で清掃が必要になることも。莫大な時間と費用を奪う、オフィスの浸水被害。BCP(事業継続計画)の観点からも、効果的な対策が求められています。
苦労だらけの土のう奮闘記
浸水対策には土のうを使うのが一般的ですが、ユーザーのリアルな声を集めてみると、トラブルだらけの現状が見えてきます。
「これまでは対策として土のうを使っていましたが、ひとつ20kg近い袋を、数十個も積み上げるのは重労働。迫る浸水を目の前に、急いで土のうを運ぶのは本当に骨が折れます。さらに使用後の土のうは、水を含んで重くなり、臭いもキツくなるんです。片付けまで終える頃には、ひどい腰痛になってしまい……。」
そう話してくれたのは、毎年のように事業所での浸水被害に遭ってきたという愛知県のIさん。ほかにも、土のう袋が保管中に劣化していて破れてしまったり、使用中に砂利があふれて従業員総出での清掃が必要になった、という苦しい声が寄せられました。
止水板の常識を覆した注目のアイテム
建物の出入り口に専用のプレートを配置し、外部からの浸水を防ぐ止水板。これまで地下鉄や銀行などのインフラ設備で採用されてきた防災用品ですが、費用が高い・導入が面倒・重くて設置が大変、といった問題がありました。
そんな中いま注目を集めているのが、大手アルミニウム総合メーカーU A C Jが開発した『水用心』。これまで止水板が抱えていた「導入の手間」や「設置の煩雑さ」といった課題へのソリューションとして期待が高まっています。
かんたん導入に驚き!
『水用心』は支柱の導入が必要ですが、ドア枠やシャッター枠に取り付ける一般的なパターンであれば、なんと両面テープを貼るだけで完了してしまうことも(※)。どんな取り付け方法が良いのか迷ったときは、メーカー窓口が直接アドバイスをしてくれるので安心です。
誰でもラクに設置できる
支柱の導入後は、驚くほどラクに設置できるのが『水用心』の特長。本体はアルミ製で軽量なので、力の弱い方でも持ち運びに苦労しません。支柱への固定は、なんと文房具のダブルクリップでOK。両側のくぼみに合わせて、クリップと支柱を挟むだけなのであっという間に設営が完了します。以下の動画では、設置の様子と止水性能テストの様子がご覧いただけます。
寄せられた利用者の声
「これまでの止水板は高額で、なかなか手が出ませんでした。『水用心』はリーズナブルな価格だったので導入したのですが、導入前からアドバイスをくれたりサポートが充実していて安心しました」(大阪府・Mさん)
「夜間の豪雨が予想されているときは、退勤時にサッと設置。ひとりでも設置できる手軽さに助けられています」(愛知県・Aさん)
「使用後は乾かして、階段下などのデッドスペースに置いて収納。後片付けもラクでありがたいです」(東京都・Kさん)
まとめ:繰り返す水害に『水用心』
ゲリラ豪雨や河川の氾濫、高潮といった水害は地理的な要因が多く「同じ場所で繰り返し発生する」という特徴があります。過去に一度でも被害があった地域は、将来また水害に襲われる危険性が高いのです。
災害が起きてからでは遅い、オフィスの浸水対策。スピード感をもって効果的に水害を防ぐための準備を整えましょう。今回ご紹介した『水用心』はこちらで販売中です。
執筆・SAIBOU PARK MAGAZINE編集部
監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
※『水用心』は導入する場所の条件によって、支柱の取り付け方法が異なります。ドリルなどの工具が必要な場合や、工務店への依頼が必要な場合もありますので、まずは下記の窓口へご相談ください。
【株式会社U A C J /『水用心』ご相談窓口】
メール:sales_mizuyojin@ml.uacj.co.jp
お電話:03-6202-3811
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