Vol.152
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首都直下地震の対策を!あなたの被害想定を1分で診断チェック
自分だけの被害想定をサッと検索
東京都は、迫る首都直下地震などへの対策として、「東京都被害想定ホームページ」を公開しています。「東京マイ・被害想定」では、かんたんな質問に7つ回答すると、あなたの被害想定が具体的に提示されます。「東京被害想定マップ」では、想定される地震別に、震度分布や液状化の危険度が色分けされた地図を閲覧することができます。
「東京マイ・被害想定」の使い方
質問を通して被災する場所や家族構成を設定すると、あなたの被害想定や身の回りで起こることが判定結果として表示されます。被害状況を示すアイコンからは、近隣の給水所や避難場所を教えてくれる「東京都防災マップ」に直行できるので、平時のうちに場所を確認しておきましょう。
判定結果には、平時・発災直後の行動についても具体的なアドバイスが提示されます。末尾の「より詳細を知りたい方はこちら」からは、被害状況やインフラについて時系列を追った想定を知ることができます。
「東京被害想定マップ」の使い方
任意の地図上に、被害想定などを重ねて表示することができるサービスです。2022年5月に見直された被害想定を反映したもので、自宅や勤務先で被災した場合のリスクを具体的に知ることができます。
想定する地震には、首都直下地震として震源を都心南部とするもの、多摩東部とするものが選べるほか、南海トラフ地震も選ぶことができます。左上の「表示マップ」を選択して、震度分布のほか、液状化の危険度や建物の想定焼失棟数など様々な被害想定を表示させてみましょう。
まとめ:具体的な被災イメージを持って
どんなに想像しても、実際の災害は想定を超える悲惨なものばかり。それでも、漠然とした恐怖感を持つだけではなく、具体的な被災イメージを描いておくことが大切です。最低限でも、そのイメージした状況に対応できる準備を整えるためです。いつか被災者になるかもしれない、ではなく、いつ被災者になったとしても被害を最小限に留めて、1日も早く日常を取り戻すために。今すぐに行動を起こしましょう。
執筆・監修:D.Sata/SAIBOU PARK/防災士
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出典
東京都/東京都被害想定ホームページ
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